皆様こんにちは。今号では私が約10年前にコカイン、アルコール、向精神薬(エリミン)の中毒から脱出した過程を恥ずかしながら綴ってみたいと思います。
今号では綺麗事の様に聞こえるかもしれませんが
私と同じ様な方や、周りに薬物依存症、アルコール依存症で苦しんでる、ご家族、恋人、友人、仲間、etc
そんな方々の解決に少しでも力になれれば、何かのヒントになれば、もしかしたらと思い筆を取ってみます。______________________________________________________________________________________________
遡る事10数年前、私はよくある話で仕事のプレッシャーから逃れるためにコカイン、アルコール、エリミンを摂取し続けていました。間違いなく溺れ切っていました。
・・・そうこうしながら約2年くらいの月日が流れてしまい・・・
そんな生活を送っていれば当時の彼女(現在 妻)にもバレバレになり。。
とある日、彼女(現在 妻)から
【NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター】
に行ってみたら?あなたみたいなクズなジャンキーを病人(依存症)として扱ってくれるところで有名みたいだよ!?
と言ってくれたのでした。少し口は悪いですが調べてくれたみたいです。(妻には永遠に頭があがらないでしょう)
妻は予約を取ってくれる際の電話で
妻【予約をお願いします。すみません、この事で警察に捕まる可能性はあるんですか?】
病院【私どもは警察に報告の義務が有りません。大丈夫ですよ】
とのやりとりが有ったそうです。
病院では刑罰(逮捕)としてのアプローチではなく、薬物依存症、アルコール依存症、ギャンブル依存症、その他依存症、
依存症という病気を治しましょうというスタンスです。
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そしてとうとう初診へと向かう事になったのです。
向かいながら憂鬱でした、しんどい以外の何物でもないです。
なぜなら、診療して頂くのにさすがに酒を食らっていくわけにはいきません。その他も手持ち無く。。
つまりただでさえ楽しいところでは無いのに
シラフであることが非常に辛かったのをよく覚えています。
これがまさにアルコール中毒(その他、中毒)の症状に他なりません。どれかを摂取してないと憂鬱だったのです。。
ため息を何度も吐きながら、病院か。。医者か。。死にたい。。
などと思いながら東京のはずれにある【NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター】へと向かったのでした。
今思い返してみて、この時に藁をもつかむ思いで病院に行けたことが
たった今ブログを書けている事に繋がっているのかな?と思います。
気になる方は上記リンクの病院をぜひご覧になってみて下さい。
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次号では【実際に病院へ行き、初診の様子】からお届けします。
ご拝読ありがとうございました。それでは次号でまたお会いしましょう。